─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
はぁ~…せっかく夢の世界に浸っていたのに──…仕方ないか──
「あのね─、真理。あたしと、北村さんは──」
「うん。美咲と、北村さんは?なに?」
本当、興味津々だね、真理は。
「あたし達は──」
「うん。」
と前のめりに聞いてくる真理。
「あたし達は、単なる知り合い。」
「えっ?単なる、知り合い?」
「そう。ねぇ、覚えてる?10年前に真理達とここに来た時に、あたし、迷子になっちゃった事があったでしょう?」
「えっ?10年前?迷子──?
───あっ!あった!あんた、いつの間にか、いなくなってて。あたし達、探しまくってた…じゃあ、あの時、お世話になったっていう年上の男の子!?」
「そう。北村さんが、あの時の年上の男の子」