─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』

────10年前のあの夏の日…


あたしは、彼氏がいたにも関わらず、彼──北村さんに

恋に落ちた──…




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───10年前のハウステンボス────



「真理ぃ~待ってようぉ~~!」



あたしは、高1の夏休みに、真理の家族旅行に便乗して、由衣と一緒にハウステンボスに二泊三日で旅行に来ていた。

あたしや由衣の両親は仕事で忙しくて、夏休みはどこに行く予定もなく、暇を持て余していた、あたし達を


「ハウステンボスの割引券があるから、一緒にどう?」と

真理の両親が誘ってくれたのだ。

両親から旅費をもらっての二泊三日の旅行に、あたしの胸はワクワクと期待に満ちていた。



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