狼執事とお嬢様♡
「俺は……
―――――…………」
私は支葵の言葉に、耳を疑った。
『支葵…?
何言ってるの…?』
思わず支葵の腕を離れ、向き合う。
「穂乃歌。」
『…海琉……?』
「コイツの想いを否定することだけは、しないでほしい。」
『…どう、して……?』
「支葵の想いは、いつだって誰かを救うんだ。
だから……
泣くなよ、
穂乃歌。」
『俊…でも、私は……』
私は、支葵と……支葵が……!
「言うな、穂乃歌。
その言葉の続きは、言うな。」
私の口をその大きな手で覆った、支葵。
どうして…?