狼執事とお嬢様♡
一つ、問いたい。
『…やり直す、後戻りする。
この選択肢は、ないの?』
俊は私を見つめなおした。
澄んだ瞳で。
「…それを俺が決めることはできない。
それを、選ぶかどうか。
考えるかどうか。
決めるのは、穂乃歌だから。
でももし、何もかも、原点に戻してやり直したいって思った時は
俺が穂乃歌の心をさらってやるよ。」
俊、貴方は心が広すぎる。
『じゃぁ、お願いするね。
でも、きっと…
――――……。』
俊は、フッと笑っていった。
「穂乃歌らしいな。」