狼執事とお嬢様♡
今日は…今日だけはきたくなかったッ!



ゆっくりとウチの庭のような無駄に広い校庭に足を踏み入れる。



その瞬間、その場にいた生徒全員の視線が集まる。




「キャーーー!」

「かっこいい!」

「誰?ヤバイんだけどぉッ!」







予想はしてたけどッ!
なんか、ちょっとやだ……



よくわかんないけどやだぁッ!





『ね、ねぇ?』

「ん?」



右隣にいた支葵に話しかける。




『凄い…ね……女子の黄色い声。』

「興味ねぇよ。つーか耳が痛いし。」

『確かに…鼓膜が破れそぉ…』



久しぶりに、まともに会話したかも。



てゆーか、マジにうるさい……



海琉はそこそこ気分良さ気に歩いていて。
支葵と俊は迷惑そうに歩く。



かっこいいって、いいもんじゃないんだ…
大変だね…はは……







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