好きだよ、好きだよ。
■ 保 健 室
―――――――ガラッ
保健室のドアを開けて、中に入る。
すると、病院のような匂いが広がっていた。
周りを見渡しても、誰もいない。
先生もいない。職員室かな?
このシーンとしている雰囲気が、私をまた寂しくさせる。
勝手に使っていいのかと戸惑いながらも、ベッドに横になってみた。
枕は少し硬いけど、布団は気持ちよくて落ち着いた。