好きだよ、好きだよ。
私も教室に戻る。
なんだか一気に疲れた。
2人の仲を見せ付けられちゃった……。玲央も楽しそうだった。
「みーちゃん…?」
気付いてくれたのは、やっぱり美保。
「ちょっとつらいな…。」
私は少し笑って答えた。
でもきっと、泣きそうなことはバレバレだろう。
「無理しないでみーちゃん。先生に言っとくから保健室行っておいで。」
美保の優しさにも涙が出そうになった。
「うん。ありがとう」
私は保健室に向かった。