心霊探偵クラブ 1



「あ…」




「君は忙しすぎて忘れてたから

サプライズしようと思って…」




「もしかして…」




「あんりが見た女の人は定員だ

あんりに似合うアクセサリーを

探してたんだ」




「あたしは…」




「君は悪くない…

愛ゆえの憎しみがやった事だ」




「あなた…」




「道を作ります」




あたしはそう言って
数珠を手にかけ合掌した




「ありがとう」




旦那がニコッと笑って
萌百の体から抜けでた



そしてあんりさんを
加恋の体からだし手をとって
光りのあるほうに上がって
消えていった…





「ごめんなさい…

助けてくれてありがとう」




と最後にあんりさんの
声が聞こえた…



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