男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
暗い中、宇津井はあたしを支えてくれた。
心臓が異常反応して、喉から飛びそうだ。
……肩から、背後から、あたしの目を隠してる手から伝わってくる温もり。
さっきのキスで…
まだ頭がクラクラしてるよ…。
―――――――………
――――――………
白い光に包まれて、
「よし、出てきたぞ」
目の前がパッと明るくなった。
涙はもうすっかり乾いていた。
「やっと出てきたっ!椎榎ちゃん、ヒロ!中で何やってたんだよ!」
「椎ぃ〜榎ぁ〜!僕心配したんだよぉ〜?」
「どわっ」
な、なんだいきなりっ。
出てきた瞬間前から抱き着いてきた唯抖と靖杜に戸惑う。
…苦しい………。汗