希望の星

4.辛さ・夢

「なぁ、なんでシカトするの?」



あたしの心の中では、この言葉が響いていた。



あたしは、胸が苦しくなった。



「明日香ちゃん?」



あたしははっとした。



「本当に大丈夫?」



「うん、ごめんね」



駿君とのデート。



せっかく、私服もバッチリ決めてきたのに。



「な、もう帰る?」



「ううん!せっかくのデートなんだもん!帰るわけにはいか・・・」



あたしは、ふらっとなった。



「おわっ」



あたしは、「はぁはぁ」と息を切らしている。



「ね、熱あるじゃん!やっぱ今日は帰ろう?」



あたしは何も言わず頷いた。



頭がズキズキする・・。
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