希望の星

4.帰るべき場所

あたしが、家を出てから、一週間が経っていた。



相変わらず、お姉ちゃんからのメールは来ていた。



あたしは、未だ駿君の家に居候している。



「駿君、ごめんね・・・」



「なんで、明日香ちゃんが謝るの?」



「だって、あたしだけの都合で、みんなに迷惑かけてるし・・・」



「関係ねぇよ?」



あたしは、駿君に抱きしめられた。



暖かい・・・。



「一生、ここにいていいんだけど」



「え・・・悪いよ・・・」



「悪くねぇよ」



言い返せないよ。



迫力あるし・・・。



「それより、お菓子食おうぜ?なに食う?」



「ポッキー食べたい!!ある?」



「おう、あるぜ!!普通の?極細?」



「どっちでもいいよ♪」



「じゃあ、極細な」



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