大好きです。




先ほど、吹奏楽部の演奏する音楽に合わせて

ピンク色の花を胸につけた先輩たちが、入場してきた





私は

必死に、先輩の後ろ姿を目で追いかけた












「卒業証書授与」







「3年A組

赤井 りな───…」





先輩の晴れの姿が見れる


そう思うと、眠気も何もなかった











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