大好きです。




「アヤちゃん…

ちょっといいかな?」




私は、先輩から視線を外さずに

コクリと頷いた








松下先輩は、私が頷いたのを確認すると


「ついてきて」

と私の手首を掴んで、歩き始めた






校庭では


黒い筒と、綺麗な一輪の花を持った卒業生たちが

写真を撮ったり、話をしたりしている











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