現実RPG2
ルイを倒す唯一の策はあった。魔法だ。
魔法を当てれば、ルイを倒すことも可能だったかもしれない。
しかし今や、その魔法を使ってしまった。
今度こそ、どうしようもない。
まだ何か倒す方法があるとすれば、スケットだ。
スケットがいて、そいつが解決策を教えてくれる……それに賭けるしかない。
竜太が騙そうとしてきたと言うことは、スケットがいる可能性は高いとみていいだろう。
もしスケットがいないのならば、拓馬をあの場で簡単に殺してしまえばよかったはずだ。
そしてあと一つ、可能性が生まれた。
さっき、現実のこの世界で薬草が使えた。
ということは、もしかしたら武器を持てば、また強くなれるのかもしれない。
問題は、肝心の武器の場所がわからないが……スケットが、何か知っているかもしれない。
そうと決まれば、とりあえずスケットを探そう。
俺にできることは、それしかない。
拓馬はクロを抱えたまま、コンビニを背にして歩きだした。
魔法を当てれば、ルイを倒すことも可能だったかもしれない。
しかし今や、その魔法を使ってしまった。
今度こそ、どうしようもない。
まだ何か倒す方法があるとすれば、スケットだ。
スケットがいて、そいつが解決策を教えてくれる……それに賭けるしかない。
竜太が騙そうとしてきたと言うことは、スケットがいる可能性は高いとみていいだろう。
もしスケットがいないのならば、拓馬をあの場で簡単に殺してしまえばよかったはずだ。
そしてあと一つ、可能性が生まれた。
さっき、現実のこの世界で薬草が使えた。
ということは、もしかしたら武器を持てば、また強くなれるのかもしれない。
問題は、肝心の武器の場所がわからないが……スケットが、何か知っているかもしれない。
そうと決まれば、とりあえずスケットを探そう。
俺にできることは、それしかない。
拓馬はクロを抱えたまま、コンビニを背にして歩きだした。