あなた
そして、抱きしめてたのから離れて目が合ったとき、あたしたちはまたキスをした。
また優しいキスだった。
「俺…お前のこと…
幸せにするから。」




その言葉はもう…
必要ないよ…。
約束したじゃん。
幸せにするって…
言ってたじゃん。
あたしに嘘ついたの?
それなら…
簡単に言わないでよ。
本気で嬉しかったんだから―――。
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