飴玉ころころ
駅員さん
あたしは、明るめの茶色に染めた髪を風に吹かれながら、駅のホームのフェンスに寄り掛かっていた。
ちらりと横を見ると、近くの学校の男子が何人もいて、正直うんざりする。
あたしは見た目に似合わず男子というものがどうも苦手で、それがあるから喜んで親の進める女子校に進学したのだ。
派手めの化粧してるあたしがこんなこと言うと、みんなに笑われるけど、事実なんだからしょうがない。
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