ひっきーの恋

「もしかしてあの噂のこと?」

「あれ、知ってんの?」

「だって俺とお前が付き合ってる
ってふざけた噂、
自分が知らないわけないだろ。
嫌でも耳に入る。」

「まあ、確かにふざけてるよね」

あはは、と乾いた声で笑って
うちは前を向いた。

雲が凄いスピードで
頭上を通りすぎていく。

気が付けば、
空から雲はほとんど消え去って
透き通った、
淡色のい青い空が顔を出していた。

この心もこの空みたいに
晴れ渡ればいいのに。

そう思いながら空を見つめていた。












< 169 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop