執事の恋は、甘く心をふるわす〔前〕
僕と祐馬との出逢いは、僕が勤めていたホテルにいらした事から始まる。

僕、櫻木瑞樹はT大学を卒業後、都内の有名老舗ホテルに勤務していた。

このホテルは、大正初期頃からの老舗で、僕の曾祖父が創業者だった為、T大学経済学部を出て直ぐ、家族経営しているホテルで働いた。

高校の3年間、語学留学でイギリスの学校に入学しそこで培った知識や教養が役にたち、僕は外国のお客様を担当する事が多かった。

語学が堪能だった事とお客様に対する接客が適切で早く、国内外と実業家とのパイプも多かった事から、3年足らずでバトラーに昇格した。


ホテルの経営は、思わしくなく、家族とはいえ実力の無い者は容赦なく、切り捨てられていった。

僕は、自分の実力でバトラーに任命された事を誇りに思っている。


バトラーと言う仕事は、客室専任で清掃以外での、お客様へのお世話役いわゆる、イギリスで言う執事的な役割だ。

大抵がベテランスタッフが就くのだが、僕は二十七歳てバトラーの地位を手に入れた。
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