暁の王は翡翠の姫に永遠の愛を紡ぐ
“それでもーー生きろよ。俺たちのために”


ーー知らない、誰かの声。



“ねぇ、笑って? それがわたしの幸せだから”



ーー陽だまりのようにあたたかくて。



それは夢か現か。




夜が、明けていくーー。



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