春風に捧ぐ
何か反応を返せば面白がられる。




そんなの分かりきってるからこのままやり過ごせばいい。




そう思ってたのに、一人だけこっちに向かって来る男の子がいる。


そして、眼鏡をかけてて喋らなくても真面目そうに見えるその男の子は私に微笑みかけてきた。




私を遠巻きに見るんじゃなくて、すぐ目の前で。




変な人。こんなことしたら友達、減るかもしれないのに。


そう思いながらも少し期待して顔を上げてしまう。




もしかしたら私にも友達ができるかもしれないって思ったら、そうせずにはいられなかった。
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