二人の王子様に愛されて
すると三人は予想通り焦りだした
「姫野ごめんね私達ちょっとからかいすぎたよね」
「そうだよな本当にごめんな」
「姫野~許してくれよ~」
零、はるちゃん、ゆうちゃんの順で謝ってきた
「ほっほら姫野の好きな苺ミルクあげるから」
ピクッ!苺ミルク?
「苺ミルクくれるの?」
「うん♪そのかわり姫野が機嫌直してくれるならね」
「う゛~わかった許す」
「本当に!それじゃあはいっ、これあげる」
私の目は誰が見ても解るくらいに一瞬で輝いた
「わ~い♪ありがとう!零とはるちゃんとゆうちゃん三人とも大好き」
『姫野の機嫌が直って良かった~』
そんな三人の声は私には聞こえなかった