私の秘密の旦那様【続編】~私の恋物語~
こういう時には……

「………親に知らない人に名前を言っちゃいけないと言われてますし…それよりも今、私すっごく急いでるので失礼します。」

そう。知らない人について行っちゃだめだって言われてるし。

この人のこと…知らなくは無いけど…名前、覚えてないし関わりもないし、知らない人同然。


「知らない人…………………………かぁ。


…同じ学校の制服を着てるのに気付かなかったのかな…?」

「そうなんですか。

知りませんでした。
それじゃあさよなら。」

「(ボソッ)フフッ…面白い子だ。

なんか興味沸いてきた(笑)

君が…横峰結愛だな。


噂以上に可愛い…(笑)」


なんか小さい声でボソボソ言ってたみたいだけど…まぁいっか。


それよりなんで、こんないい日に限ってあんな人に会ったんだろ…。

縁起悪いよぉ………。


あなたに一番最初に会った時のあなたへの印象は………最悪だった。

それに
名前は忘れてけど…超チャラくて女遊びが激しい最低男……ってね。

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