私の秘密の旦那様【続編】~私の恋物語~
「キャーカッコいい!」
「先生こっち向いて?」


只今…入学式も終わり
クラスのミーティング中


なのに………

「あ、だから俺には妻と子供がいるし…」

「ねぇ先生?」

なのに………

ハァ…本当はこんなことしたくないけど


「先生、早くミーティング終わらせてください。
私、…早く帰らないといけない…んで。」

こんなことで時間を使わないでよ…。

「あぁ、わりぃ、

じゃあ………これで終わり。また明日なぁ」

…まったく。

「横峰さん」

「…………はい」

「ちょっと…来てもらえるか?」

「…わかりました。」


私達はとりあえず、誰もいない屋上に。
屋上って普通は生徒を入れちゃいけないんじゃない?
ま…いっか。今更面倒だし。



「…で、何?パパ」

「あぁ。単刀直入に言うぞ。

結愛、学校ではパパと結愛が父子なのは秘密だ。
バレると会社のことやらなんやらと面倒だからな(笑)。」

「なにが“な(笑)”だよ…有り得ない…。

なんで先生やってんのさ…。
しかも、私の担任がパパって…。」


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