鋭く甘い視線の先の獲物


車の中では沈黙が続く。
私から話しかけなきゃ、決して話そうとしない色男。


面倒臭いのか、それとも私とは合わないのか…どう思ってるんだろうか。


まあ、私と合う男なんてそう簡単にはいないわよね。


こんな性格なんだもの。




「ねぇ、どうしてあんな所で捜査してたの?捜査と言うより、脅しかしら?」


「…お前に話す義務はねぇ」


「まあ、そうなんだけど」




さっきの色男の容姿が頭から離れなくて、気になって仕方ないのよ。



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