鋭く甘い視線の先の獲物
私達は暫く会話を楽しむと、気付けば時間は深夜を過ぎてしまいお開きにしようとお店を出た。
久し振りに沢山話して、お互いの仕事の話しをしたりで盛り上がった。
もちろん私の職業は話してない。OLって事になってるんだけど。
「家近くなのかい?」
「ええ。歩いてすぐよ」
「送るよ。遅くなったし。女性が一人で夜道歩くのは危険だからね」
「…大丈夫よ。本当にすぐそこだもの。ありがとう」
紳士的な人ね。
あの色男とは大違いだわ…。