鋭く甘い視線の先の獲物


「……桜?」


「……百合…久し振りね」


「桜…元気だったんだね。よかったぁ…元気そうで本当よかったぁ」




百合は全然変わってない。
相変わらず清楚な感じで、穏やかな話し方は昔と変わらないままだった。


私達は近所のカフェに入ると私が突然居なくなったいきさつ等を話した。


百合は嫌な顔一つとしてせず、私の話しを聞いてくれた。



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