鋭く甘い視線の先の獲物


だけど…今の私には…すぐに言葉にする事が出来なかった…。


私は…知らない振りをしてしまった…。


本当はすぐ傍に…恭也さんがいるのに…。


恭也さんに大切な人がいないって事、知ってるのに…言えなかった…。


私達は携帯番号を交換し、また会う約束をしてカフェを後にした。


私…最低な事をした…。


二人の恋路の邪魔をしてしまった…。



< 241 / 268 >

この作品をシェア

pagetop