鋭く甘い視線の先の獲物


男と私の会話は全て、つつぬけになってる。
今からの私の任務はこの屋敷に何人の犯人がいて、監禁されている女性達はどこに何人いるのか司令官達へ伝える事。




「…ねぇ、あそこのリビングにいる二人の男は…お友達?」


「ああ。…干渉したりしないから気にするな」


「他にもお友達いたりするの?…私、邪魔されたくないわ…?」


「いや。あいつらだけだ」




よし…。
犯人は三人だけね。



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