鋭く甘い視線の先の獲物
階段を上がり2階へと案内されると、ふと一番奥の頑丈そうなドアが気になった。
南京錠が…かけられてる…。
きっと…女の子達がいるのね。
「ねぇ、あそこの部屋はなぁに?2階上がって一番奥の部屋……外鍵がかけられているわ?」
「…いちいちうるせぇな…さっきから何なんだ。少しは黙ってろ」
犯人はイライラし始めたのか、睨む様に私を見つめるも私が検索している事に気付いていない。
馬鹿な男。