鋭く甘い視線の先の獲物


「…さ、帰ろうっと」


「尻の重てぇ女」


「いちいち、突っ掛かって来て何なの?喧嘩売らないでくれる?」


「本当の事だろが」


「…デリカシーのない男」




私達は屋敷を後にするも、皆が…いない?
もしかして…置いてかれた?


どうしてよ?
いつもなら一緒に署へ戻るのに
どうして今日は置いてけぼりなのよ?



< 59 / 268 >

この作品をシェア

pagetop