極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
結香の気持ちを考えると本当に辛い。


でも、どう言葉をかけて良いのかも分からず。


「私の誕生日も忘れないでよ。」



「分かった。三人でお揃ろいにするか。」



真っ赤になって頷く結香が可愛いなと思う。


今日は金曜日だから部活もないし、結香とアイスクリーム食べて帰ろうかな。


「仁は今日サッカーあるの。プレゼントのお礼に、アイスクリーム買ってあげようかと思ってるけど。」


仁が即答した。


「行くよ。部活ないし真子となら何処でも行く。」


アイスクリームにそんな喜んでくれるとは。


仁が可愛く思えた。



「俺は真子に誘われて嬉しいんだ。」



そうですか。


どう反応していいか分からない。


「仁は真子の事諦めてないんだね。ストラップは手作りだし、その石はピンクダイヤだよ。」


ダイヤだなんて、そんな高価な物受け取れない。


仁の気持ちは嬉しいけど、仁の気持ちに答える事は出来ないから、ストラップは貰えないよ。


今さら返すのも失礼かな。


悩むと自分でもどうして良いのか、決められない本当に嫌な性格。


















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