極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
俺はマサが落とした財布の中に、入っていた写真を見つけてしまった。


一枚は妹の純ちゃんの可愛い写真。


そして、もう一枚は真子が笑ってる写真。



何で真子の写真がある。


しかも、一枚だけ。


マサが撮した真子の写真は、全て俺が貰ったはずなのに。


俺はこの写真を初めて見た。


真子が思い切り笑っている写真。


本当に美しい、真子。


マサおまえは、真子を見ているうちに、もしかして、真子に惚れたのか。


おまえの事は兄のように思ってるし、信頼もしてる、俺には必要な人間。


だか、真子だけは譲れない。


真子だけは、たとえ、おまえでも譲れないんだ。


マサの気持ちを知った以上、俺も気を抜く訳には行かなくなった。


真子は俺の女。


マサには渡さない。








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