極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
だから、不安で、どうしようもなくて、真子に拒絶されるのが分かっていても、部屋の前まで行くしかなくて。


襖が少し開いていて、マサと話す嬉しそうな真子の顔が見えた。


今、俺が部屋に入ったら、真子は又苦しい顔をするんだろうな。


マサに向ける笑顔を俺にも見せてほしい。


何でマサなんだ。


俺はマサに嫉妬した。


まさかマサは真子に告白するつもりなのか。


襖の隙間から二人の様子を伺った。


俺ってこんなに気の小さい男だったのか。


真子の声が聞こえた。


「マサさんにそんなふうに、思われてるその人は幸せですね。」


可哀想なマサ。


鈍感な真子は、おまえの気持ちに一生気づかないぞ。


マサと真子が何か約束をして指切りをしていた。



真子に触るな。


俺のイライラがピークになった。







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