極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
私はタクシーに乗ってからも早紀さんの手を離さなかった。

逃げられては困る。


「少し待ってて下さい。」


早紀さんを笹寿司のお店の中に引き入れた。


「早紀おまえ、」


「龍人さん話は後で、表にタクシー待たせてあるから、このまま何処で二人で話して下さい。店は私に任せて。」


そんなに驚かなくても。


「真子に店を任せられる訳ないだろ。何で早紀が真子といんの。」


もう、本当にグダグタ煩い男。


「いいから話し合いなさいよ。そうしないと早紀さんは、好きでもない人と結婚しちゃうよ。店は銀ちゃんに頼んで、寿司職人連れて来て貰う事にしたから大丈夫。」


私は無理矢理、龍人さんと早紀さんをタクシーに押し込んだ。


まぁ後は、何とかなるでしょ。


銀ちゃん、頼んだからね。


銀ちゃんはかなり驚いてたけど、任せろって言ってくれたから、大丈夫。


銀ちゃんは頼りになる旦那様。








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