極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
銀ちゃんの落ち込んだ顔は見たくない。


いつまでも、カッコいい銀ちゃんでいて。


「俺が極道でなけりゃ、真子にこんな思いさせないで済むのに、亮平の思いを全部受け止めたつもりだが、俺は後悔ばかりしてる。」


後悔しない人間なんていない。


シャワーを止めた。


「背中の亮平君がありがとうって。銀ちゃん生きよう。この先何が起きても、私は銀ちゃんと生きて行く事を決めた。」


もう、泣かないで。


亮平に笑われるから。


「あの時から私たちの運命は決まっていたんだと思う。こんな事に負けてたまるか、私が銀ちゃんを守ってみせる。」


「真子は頼もしくなったな。」


私は極妻だから、強くもなる。


世間の常識から外れてるのかも知れないけど、私は極道の世界で生き抜いてみせます。


頑固さだけは誰にも負けたりしない。


誰も傷つけず、みんなが幸せになれるように、最後まで諦めずに頑張るつもり。











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