極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
夕食を食べ終えると、今日はここにいるしかないと思った。

ずっとここにいてやるんだから。


「おい、バカに大人しくなったな。」



お腹が一杯で眠いだけです。



もうこうなりゃ、どうにでもなれだ。



「私は何処で寝ればいいの。」



奥の部屋を指差す、そこを開けると寝室だった。



キングサイズのダブルベット。



ちょっとここは、酒井修司あんたの寝室でしょ。


「私の寝るとこ聞いてるの。」


「一緒に寝ればいいだろ。」


バカ、バカしい。


「なんで、あんたなんかと寝なくちゃいけないのよ。」


こんな事なら寝ないでいてやる。


近づく、酒井修司を睨んだ。


「威勢がいいねぇ。」


酒井修司にいきなり、抱き上げられた。


「何すんの、下ろしなさいよ、私に気安く触るんじゃないわよ。」


酒井修司の腕の中で思い切り暴れてると。


その時、「修司そこまでだ!」


この声は銀ちゃん。


何で居場所が分かったの。



女タラシの銀ちゃん、どうしてここが分かったの訳。


もしかして、雪さんが知らせたとか。


それはないかな。








< 287 / 367 >

この作品をシェア

pagetop