極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます

私はどうしたらいいのだろ。


この手紙は銀ちゃんに見せていない、と言うか見せられなかった。


純ちゃんに、マサさんをお願いしますと何度も頼まれ。



それは友達としてで、いいんだよね。



手紙の最後の文章をどう理解していいのか。



私はどうすればいい。



又マサさんを見てしまったし。



｢いい加減しろよ。純の手紙に何が書いてあったかしらないが、おまえは俺の妻なんだ。俺と別れたいのか。｣


銀ちゃん酷い、そんな言い方。


違うのに。


｢真子が悪い。マサばかり気にしてる真子が悪い。｣


マサさんが私を見ると、銀ちゃんがわざとらしくキスをするけど。


銀ちゃんはやり過ぎ。


｢真子は俺のだろ。そうだよな。｣


私は頷いた。


そんなの決まってるけど。


そう、私は銀ちゃんが好き。


マサさんに対するこの気持ちは、愛情なんかじゃない。


絶対に違うと何度も、自分に言い聞かせた。