命の贈り物
翌日。
「おはようっ!」
咲が後ろから肩をたたいてきた。
「おはよー。」
私たちは教室へと向かっていった。
教室の扉を開けると、空席だった席が埋まっていた。
「涼!」
嬉しくなって、私はすぐに駆け寄った。
「もう退院できたんだね!」
「ああ、拒絶反応とかもないし大丈夫だって言われてな。」
「そうなんだ、良かった〜。」
「心配かけたな……。明日から、また迎えに行くよ。」
「……ありがと……っ。」
涼の微笑みに私も思わず笑顔になった。