王子様は生徒会長
駅の前には大きな時計台がある。
あの時計台を回れば・・!
時刻はすでに11時35分。
短気そうな生徒会長は帰ってるに違いない。
そう思いながらも、淡い期待を抱いて西改札口へと歩いた。
でも、そこには生徒会長の姿はなかった。
当たり前だけど、なんか悲しかった。
私はきびすを返そうとして、後ろに振り返った。
ドンッ
人にぶつかった。
なんかついてないなぁ・・。
「ゴメンなさ・・」
「妃那?」
「へ?」
私はその人の顔を見た。
「せ・・生徒会長!?」
「そうですけど?」
「なんで・・」
そこにいたのは、真面目クンでもチャラ男でもない素の生徒会長の姿があった。
「なんで・・って、約束したから」
「そんな・・! じゃあ、私が来なかったらどうするつもりだったの?」
「このままココで生涯を終えます」
生徒会長はニコッとして怖いことを言ってきた。
でも、その笑顔に安心した。
「じゃ、行くかぁ!」
「ど・・どこに?」
「デートの常識はゲーセンだろぉ!!」
と生徒会長は言った。
デート=ゲーセンという常識なんかあったっけ?
まぁ、いっか♪
そして、駅の近くのゲームセンターに来たあたし達。
ギャルとかギャル男さんがいっぱい・・
なんか初めてあったときの生徒会長の服装みたい・・
「あっこ行こうぜぇ」
と言って指を指してきたのは、プリクラ機。
男子とプリクラ撮るなんて初めてだよ・・///
どんなカンジで撮ればいいの!?
そんなことを考えてるうちに生徒会長はバックを決めていた。
『ハ~イ!!1枚目行きますよぉ!ハイ、チーズ☆』
えっ!?
いきなりですか!?
不意打ちを突かれて、凄く間抜けな顔になってしまった。
『じゃあ、最後のショットでぇす☆ハイ、準備してねぇ!!』
撮ってるうちに、最後のショットになってしまった。
『3・2・1』
「妃那!!」
突然名前を叫ばれたから、生徒会長の方を向いてしまった。
チュ
カシャッッ!!
何!?
何が起きたの!?
あの時計台を回れば・・!
時刻はすでに11時35分。
短気そうな生徒会長は帰ってるに違いない。
そう思いながらも、淡い期待を抱いて西改札口へと歩いた。
でも、そこには生徒会長の姿はなかった。
当たり前だけど、なんか悲しかった。
私はきびすを返そうとして、後ろに振り返った。
ドンッ
人にぶつかった。
なんかついてないなぁ・・。
「ゴメンなさ・・」
「妃那?」
「へ?」
私はその人の顔を見た。
「せ・・生徒会長!?」
「そうですけど?」
「なんで・・」
そこにいたのは、真面目クンでもチャラ男でもない素の生徒会長の姿があった。
「なんで・・って、約束したから」
「そんな・・! じゃあ、私が来なかったらどうするつもりだったの?」
「このままココで生涯を終えます」
生徒会長はニコッとして怖いことを言ってきた。
でも、その笑顔に安心した。
「じゃ、行くかぁ!」
「ど・・どこに?」
「デートの常識はゲーセンだろぉ!!」
と生徒会長は言った。
デート=ゲーセンという常識なんかあったっけ?
まぁ、いっか♪
そして、駅の近くのゲームセンターに来たあたし達。
ギャルとかギャル男さんがいっぱい・・
なんか初めてあったときの生徒会長の服装みたい・・
「あっこ行こうぜぇ」
と言って指を指してきたのは、プリクラ機。
男子とプリクラ撮るなんて初めてだよ・・///
どんなカンジで撮ればいいの!?
そんなことを考えてるうちに生徒会長はバックを決めていた。
『ハ~イ!!1枚目行きますよぉ!ハイ、チーズ☆』
えっ!?
いきなりですか!?
不意打ちを突かれて、凄く間抜けな顔になってしまった。
『じゃあ、最後のショットでぇす☆ハイ、準備してねぇ!!』
撮ってるうちに、最後のショットになってしまった。
『3・2・1』
「妃那!!」
突然名前を叫ばれたから、生徒会長の方を向いてしまった。
チュ
カシャッッ!!
何!?
何が起きたの!?