王子様は生徒会長
その日の夜、私は生徒会長のことを家族に話した。
私の家族構成は、
お母さん、お父さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、私
の計5人家族だ。
ちなみにお姉ちゃんとお兄ちゃんは双子で、2人とも私と180°違ってすっごく頭がいいの!!
それが自慢でありプレッシャーでありコンプレックスでもある・・・。
「ふ~ん。で、その生徒会長に気に入られちゃった訳かぁ・・やるねぇ!!」
私のお母さんは30歳。若くて明るい。私はお母さんのことを下の名前で、「楓子ちゃん」と呼んでいる。
お父さんは、海外出勤で、今は家にいないけど、32歳で茶髪。若々しい・・。
「あ~~!!また2位かぁ!!」
学年テストの結果発表の紙を見て嘆いているのはお兄ちゃん。
2位で嘆いてちゃダメだよ・・。私なんて二桁にも入ったことがないんだから・・。
「颯太また2位?ダメじゃん」
お姉ちゃんがお兄ちゃんに突っ込む。颯太というのはお兄ちゃんの名前。私はいつも「そーたくん」と呼んでいる。
「そういう楓華は何位だったんだよ!?」
お兄ちゃんがお姉ちゃんに突っ込む。楓華というのはお姉ちゃんの名前。私は「ふーかちゃん」と呼んでいる。
「私は4位から3位にあがりましたよぉ~!」
「ふっ!俺の方が頭いいじゃん」
「ずっと2位っていうのも惨めだけどね」
「うっせ!」
凄いな・・私にとって時限を越えた話をしてるよ・・。この2人は。
「じゃあじゃあ、1位って誰なの?」
お母さんが会話に口を挟む
「「草野籠牝・・」」
お姉ちゃんとお兄ちゃんがハモって言った、「草野籠牝」という人の名前を聞いたことがなかった。
でも、その「草野籠牝」という人物とこれから大きな関わりを持つとは思っても見なかった----
私の家族構成は、
お母さん、お父さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、私
の計5人家族だ。
ちなみにお姉ちゃんとお兄ちゃんは双子で、2人とも私と180°違ってすっごく頭がいいの!!
それが自慢でありプレッシャーでありコンプレックスでもある・・・。
「ふ~ん。で、その生徒会長に気に入られちゃった訳かぁ・・やるねぇ!!」
私のお母さんは30歳。若くて明るい。私はお母さんのことを下の名前で、「楓子ちゃん」と呼んでいる。
お父さんは、海外出勤で、今は家にいないけど、32歳で茶髪。若々しい・・。
「あ~~!!また2位かぁ!!」
学年テストの結果発表の紙を見て嘆いているのはお兄ちゃん。
2位で嘆いてちゃダメだよ・・。私なんて二桁にも入ったことがないんだから・・。
「颯太また2位?ダメじゃん」
お姉ちゃんがお兄ちゃんに突っ込む。颯太というのはお兄ちゃんの名前。私はいつも「そーたくん」と呼んでいる。
「そういう楓華は何位だったんだよ!?」
お兄ちゃんがお姉ちゃんに突っ込む。楓華というのはお姉ちゃんの名前。私は「ふーかちゃん」と呼んでいる。
「私は4位から3位にあがりましたよぉ~!」
「ふっ!俺の方が頭いいじゃん」
「ずっと2位っていうのも惨めだけどね」
「うっせ!」
凄いな・・私にとって時限を越えた話をしてるよ・・。この2人は。
「じゃあじゃあ、1位って誰なの?」
お母さんが会話に口を挟む
「「草野籠牝・・」」
お姉ちゃんとお兄ちゃんがハモって言った、「草野籠牝」という人の名前を聞いたことがなかった。
でも、その「草野籠牝」という人物とこれから大きな関わりを持つとは思っても見なかった----