桜吹雪
「捕まった時は死ぬと覚悟し気を失ったのです。気づいた時は岩井の屋敷にいて縄で縛られえいました。やがて岩井や手下達は酒盛りを始めしばらくすると酔いつぶれて、その時近くにあった短刀で縄を切り脱出したのです」


己暁は涙を流し


「すまなかった!!あんな思いをさせてしまって…」



叉李は首を横に振った。
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