【完】スマイリー☆症候群
「よし! 班は決まったようだな。じゃあ早速、さっき配分した地図を参考に班別行動の行き先を決めてくれ」
いつものように、ご自慢の口を前に突き出し淡々と話す白取先生。
私は、各班に1枚ずつ配られてある地図を机の上に広げた。
「どうする? ……こんなに観光地いっぱいあったら迷うわね」
「だねえ……」
流石、人気修学旅行地なだけある京都。
一度は訪れてみたいスポットがいくつもあって、決めるに決められない私達。
かといって、私達が行動できる範囲は無限ではない。勿論、制限されているのだ。