crimson...
すると何故か自慢げな顔をしてる護…
「コレなんだぁ♪」
手に持ってるのは…
「お好み焼き焼きそば風ハチミツ味クッキーどうしてそれをっ!!?」
驚いた顔で見る正樹。
「ふふっ良いだろぅ♪大丈夫だよ皆にあげるからぁ~」
そう言ってクッキーの袋を開けた…
途端に車の中に異様な臭いが漂う………。
「っ早く捨てろ!!」
余りの臭さに怒鳴る鉄。
「ソレ貸して下さい捨てますから。ニコッ」
ブラック化してる純…
「だめだょお~皆一つづつ食べてからぁ♪」
護はクッキーを皆に渡した。
「はいっルナちゃんもっ♪」
『…私も………?』
「うんっ♪」
そう言って私にクッキーを渡す。
隣に座ってる運転手はクッキーを貰わなかったのでホッとしていた。
………。
「じゃあ皆いっせいの♪」
「「「「『サクッ…』」」」」
………。
「………パタリ…」
最初に脱落したのは正樹だった。
「ゲッ…ゲロまずぅ…」
泣き目になる護……。
「食えたもんじゃねぇな…」
「…このゴミ(クッキー)捨てますね」
護からクッキーを奪い取って
窓からクッキーを 投げた。
それと同時に鳩が寄ってくる…そして次々に倒れた………。
…そして私もクッキーを投げた。