ああっ!ご主人さまっ!!
「はーい」

面倒だが玄関まで行く。

スーツ姿の男が、玄関のガラス越しに見えた。

俺は玄関を開ける。「どちらさまでしょう?」


男は30代くらい。日焼けした営業マン風だ。

「あ、ご主人様ですか?実は、新聞の勧誘に・・・・」
「結構。」

俺はぴしゃりと戸を閉めた。


そして、自分がここまで昇りつめてしまったかと思った。

その内容とは・・・。
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