【完】不良な君の甘い蜜
ドアを開くと、テーブルには夏らしく、そうめんの入った笊が真ん中に設置してあった。
「あ、やっぷーおはよ。調度起こしに行こうと思ってたんだ。」
まーやんは麦茶を片手にニッコリ笑う。
「まあ、正確に言えば『お早う』じゃなくて『遅よう』やと思うけどねぇ。」
テーブルでしんしんが頬杖をついて喉仏をクツクツ上下に揺らして笑っている。
「煩い。疲れたのー!」
私はそんなしんしんに軽く言い返し、しんしんの向かい側に座る。
…その隣の、なんだかいじけてるミツは見ないように。
「あ、やっぷーおはよ。調度起こしに行こうと思ってたんだ。」
まーやんは麦茶を片手にニッコリ笑う。
「まあ、正確に言えば『お早う』じゃなくて『遅よう』やと思うけどねぇ。」
テーブルでしんしんが頬杖をついて喉仏をクツクツ上下に揺らして笑っている。
「煩い。疲れたのー!」
私はそんなしんしんに軽く言い返し、しんしんの向かい側に座る。
…その隣の、なんだかいじけてるミツは見ないように。