【完】不良な君の甘い蜜



「ええええ!?あんなに嫌がってたのに、ミツに言うの!?」



「…うん。そのうえで、ミツに気持ち、伝えようと思って。」



放課後、部活が休みのまーやんを捕まえて、学校の近所のファミレス。



私は今思っていることをまーやんに打ち明けた。



このまま、ミツを誰かに盗られるなんて嫌だ。



だけど、ふと思った。このまま、ミツに今の私だけを見てもらうのって違うと思う。



私は過去、ミツに酷いことを言われたから努力して、見返すために戻って来て



そして、今のミツに、また恋してるんだ。



だから…ミツにも、ちゃんと私を思い出してほしいんだ。
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