【完】不良な君の甘い蜜
…最初こそ辛い辛いとごねる元気があったけど、マジ、喋る元気もなくなって来た。
明日はこの二倍登ると来た…私、山で体力尽きてカラッカラになっちゃうよ。
体力自慢のバスケ部のまーやんはけろっとしている。
ヘロヘロ歩く私の横にしんしんが来て、私の荷物から水筒を出す。
「ほれ、頑張って。…まーやん、荷物持とうか?体力あっても女子やけん辛いやろ?」
私の世話の上、まーやんにまで気を配るしんしん。超キラキラして見えるよ。
ミツにもこんな優しさがあったらなあ…。