【完】不良な君の甘い蜜
すると、私の声が大き過ぎたのだろうか、女の先生がドアを開いて入って来た。



「まだ起きとったとね!さっさと寝らんと、明日まで体力持たんけんね!」



「はぁ〜い。さぁせん。」



私達は適当に返事をしてそれぞれのベッドに入る。



全く夜中に大声で怒鳴らないでよね。



「やっぷー、一体何ば企んどっとね?」



「大丈夫!まーやんは心配しないで私に任せなさい!」



私は二段ベッドの下のまーやんにひょこっと上から顔を垂らし言い放った。



もう、絶対しんしんとまーやんくっつけてみせるんだから!



私は意気込んでその日眠りについた。
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