★秘密の愛★お兄ちゃんはあたしだけのもの!!
そして、どこからか聞こえた鏡花の声。



「オニイチャン、アタシモスグニ ソッチニイクカラ、マッテテネ」



それを聞いた俺はとっさに思った。



鏡花から逃げよう。



このままあいつに縛られ続けるなんて、絶対に嫌だ。



「アイシテルヨ、オニイチャン。ダレニモワタサナイ」
< 98 / 102 >

この作品をシェア

pagetop