好きでした.
未愛が話したはなしは
こうだった。
未愛の母親は
未愛が中1の時に病気でなくなった。
それでも父親と
なんとか2人で生活していたけど
父親も未愛の母親が
亡くなってしまってから
悲しみでどん底までおち
毎日酒ばっかり飲んで
荒れていったらしい。
未愛が中3の時だった。
父親が亡くなったのは
飲酒運転が
原因だったらしい。
その日から
未愛は独りぼっちになったが
唯一支えになっているものがあった。
「それが、龍先輩なの。」
「‥」
「ぁたしが親がいなくてもがんばってこれたのは、
龍先輩がいたから‥」
そこまで言うと
未愛は、また泣き始めた。
俺は何も言わず
ただ頭を撫でる事しか
できなくて。
無力差を実感した。
「中3の冬にっ‥
別れようってゅぁれて‥」
「ん‥」
「ぁたし‥ほんとに‥
独りぼっちにっ‥ぅっ‥」
泣きながら
未愛は、ちゃんと
ゅっくりだけど
話してくれた。